横浜ジャズプロムナードへ行ってきた 3

続きの続き

15:00 休む

圧倒的な余韻のなか、ZAIMを出た。
演奏が終わって、誰も演奏者に握手とか求めに行かないところがジャズらしいというか、ZAIMでは客と演奏者が入り乱れて同じ方向へ引き揚げていった。(私はしばらくの間あまり動かないでいたら、竹内さんとか本田さんがすぐそばをすれ違ったりしたのだけど、旧知の人くらいしか話し掛けようとはしなかった。)
ZAIMを出ると何か、フリーっぽい音が聞こえてきて、1階の喫茶室みたいなところで流しているのかと思ったら、通りの反対側でアマバンドが演奏していた。街角ライブでフリー系とは珍しい。なんかいかにも文系学生というかケンカの弱そうな4人組で g, b, sax, dr。
むかし桜木町の駅前での街角ライブで、見たというより見せられたどこかのオヤジのモダンジャズなんかより遥かに上手い。この手の音好きなんで、評価高いだけなのかもしれないんだけど、けっこうベースにグルーブ感があるし、ドラムも(フロント2人に比べてドラムらしく思いっきり普段着なんだが)しっかりしている。なんだかんだで最後まで聞いてしまった。「友達欲しくてジャズやってます」なんてMCしてた。ただグループ名が今イチというか今ニ。これは変えたほうがいいかも。


ここで最後まで聴いてしまったということは当然15:40スタートの赤レンガ倉庫の椎名豊には間に合わないわけで、"福井ともみ"と"敦賀明子"のトリオ、どちらが客が少なくゆったり聴けるか考え、情文ホールに向かったのであった。


※追記
グループ名がイマイチとか書いておきながら、グループ名を書き忘れた。
私が街角ライブでみたのは、たしか"lone empty bed"というバンド。